「親知らず」の話 その4

「親知らず」を抜いた時

  ”頭を強くぶつけるとタンコブができる”、 ”ひどく叩かれると皮下出血して青黒くなる”
のと同じで体に加えるダメージが大きいとそれだけ後で腫れたり出血したりしやすいですね。通常の抜歯でも、その日は安静にする必要がありますが、智歯の抜歯では、さらに数日間〜一週間程の養生が必要です。 抜歯後はアゴが腫れることが多いのです。浮腫や血腫のせいです。
口も開けにくく、動かしにくくなります。
抜歯後の注意
@ 腫れたからといって、むやみに冷やしすぎてはダメ!
血行が悪くなり腫れはひきにくくなりますし、顔面神経マヒの原因にもなります。
 過ぎたるは及ばざるが如しです。
A 激しい運動もダメ!
出血したり、ますますアゴが腫れます。
お風呂につかって温まるのも当日は禁止です。
 Bお酒で痛みを和らげようなんてとんでもない!
アルコール消毒なんて言い訳。
かえって、化膿しやすくなります。
それでは、どぎゃんしたらよかと?
@ 気分を和らげ、静かに本でもよみましょう。(でも夜更かしはいけませんネ)
体力を使う仕事は控えましょう!
 A 食事は食べやすいものを十分摂って栄養をつけてください。
傷の治りもよくなりますよ。
B薬もキチンと飲みましょう。
特に、化膿止め(抗生剤)は飲んだり飲まなかったりすると効かなくなります。
「”親知らず”の抜歯はかなり痛いでしょう?」とよく訊かれますが、局所麻酔を十分効かせると、抜くときは、さほど痛みはありません。麻酔が切れてからは、鎮痛剤を服用することになるでしょう。
 他科での手術と同様で、全く痛みが出ないということはありません。
悪しからず! 

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