「味覚障害について」 その3

味覚障害の検査

 ”脳”と「味蕾」を結ぶ味覚神経は次のエリアに分かれています。
@「舌の前方2/3」が鼓索神経(顔面神経) A「舌の後方1/3」が舌咽神経 B「上顎の奥」(軟口蓋)が大錐体神経(顔面神経) C「ノド」(下咽頭)が迷走神経といった具合です。

 「うるか」や「にがうり」の味も
わからんくせに
・・・・
 味覚の異常がある時「電気味覚検査」や「ろ紙ディスク法」でこれらの味覚神経別に検査を行うことで、味覚障害の原因や場所を推定する事が出来ます。 

 舌などの左右片側に障害がある時は、脳の中枢より手前の神経経路の障害が考えられます。また、片側の中耳や内耳の障害のこともあります。
 口の中の全体にわたって味覚異常がある時は、」@粘膜表層にある「味蕾」の異常A逆に脳の中枢に近い部位の出血や腫瘍B心因性の異常(真の味覚異常は存在しない)などがあります。

 細かい原因としては、@「味蕾」の異常としては、老化による味蕾の減少・ビタミン不足や鉄の不足による貧血で起こる舌炎・多量の舌苔(舌のよごれ)や毛舌・糖尿病などによる口の乾燥などが考えられます。
A神経系の異常としては、カゼやヘルペスなどのウイルス感染の後遺症や扁桃腺、耳などの手術による神経マヒ、障害部位の腫瘍などが考えられます。
Bまた、体の中に微量存在する亜鉛が減少した時
C長期服用中の薬(抗リュウマチ剤や利尿剤の一部など)によるものが考えられます。

backnexthome

へ戻る