「歯槽ノーロー」の治療法 その1

ポケット検査

 「歯槽ノーロー」とは、バイ菌によって引き起こされる、歯の根を支える骨が溶けていく病気のことです。「歯槽ノーロー」は、「沈黙の病気」と呼ばれる様に、殆ど自覚症状が現れないで進行します。症状が出る様になった時には、既に中等度〜重度の段階になっていることが多いようです。そして問題なのは、この病気はカゼなどのように自然に治ることがなく、また、治療しても完全には溶けた骨は元の状態に回復出来ない事です。かと言って放置すると、ますます進行して、遂には歯を失ってしまうことになります。 シソーノーローで骨が溶けた


だいぶ
溶けとるごたるネ
 一番良い対策は、かからないことですが、現代の日本人の大半が罹患する現状では、定期的な歯科でのチェックと、もし罹患していた時は、骨の回復を図ったり進行を食い止める為にキチンと処置する事が欠かせません。
(ちなみに日本人の歯が抜けてくる原因の半分は「歯槽ノーロー」です。)

 さて、「歯槽ノーロー」の治療ですが、プラークコントロールといって、歯や歯ぐきの清掃指導や食事法の指導のような家庭療法的な治療と、患者さんが自分では出来ない歯科処置的な治療があります。
 どちらも重要で、車の両輪のようなもので、片方だけでは治せないものとお考え下さい。
 ここでは、歯科処置について説明したいと思いますが、その処置の前に「歯槽ノーロー」の程度を診る為の目安として「ポケット検査」を行います。(他にも検査は様々有りますが) ポケット検査ポケット検査
 目盛のついた細いプローブという道具を歯ぐきの溝(ポケット)に入れてその深さを測るのです。
このポケットが1〜2ミリ位までがほぼ良好と考えて下さい。
ポケットが深い程、根の深部まで骨がとけていてバイ菌が繁殖して歯石やプラークが付着しています。

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