インプラント(人工歯根)の話 その3

インプラントの真価

 歯が抜けて無くなった所に「入れ歯」や「ブリッジ」ではなく、本来の歯と同様に人工歯根で歯を「復元」させるインプラントは @「入れ歯」のような異物感がない A「ブリッジ」の様に残っている歯を削って冠をかぶせたりせずに済む などの利点は前回書いた通りです。

 しかし、それ以上に、長い目でみて、健全な咬む力を保っていくという意味において、画期的な二つの面を持っていることはあまり知られていません。

 第一は、「入れ歯」や「ブリッジ」と異なり自分の残っている歯を痛めにくいということです。
 普通、歯が抜けてくると、それに伴って残った歯にその分の無理な負担が増えて植わりが悪くなる傾向にあります。うまくいっているインプラントは、それ自体が顎の骨に結合して支えられますので、残った歯を助けこそすれ、悪くすることはないのです。
若々しい力
 第二は、顎が「萎縮」しにくくなることです。
歯が抜けた所は次第に歯を支えていた顎の骨が小さくやせていきます。しっかり食物を咬みしめられる歯がそこに植わっていてこそ、顎も歯と協力しあっていつまでも丈夫でいられるのです。
アタシも萎縮したいワ!
 「入れ歯」をつくっても数年毎に作り替えないとゆるんで使えなくなるのは、まさにこの「萎縮」が起こるからなのです。
 「総入れ歯」になると、歯がちゃんとしていた頃の2〜3割も咬む力があれば、まだいい方なくらいです。

アタシも萎縮したいワ・・・
「入れ歯」を入れたが、ものが良く咬めない 萎縮した顎
↓↓
顎が萎縮する(つまり、「入れ歯」がゆるくなる)
↓↓
「入れ歯」を作り直すが、以前「入れ歯」を作った時の様には、ものが良く咬めない
↓↓
更に顎が萎縮するので、
またまた「入れ歯」がゆるくなる
 このような悪循環を繰り返すことになります。
インプラントを植えて、ちゃんと維持できるなら、この「萎縮」を抑えることが出来るのです。
 最近では、歯を抜いた時、キズが回復したら早期にインプラントを植立させるのも、少しでも萎縮のないうちに、しっかり植え込む為なのです。 仲良くやろうぜ

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