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「ブラキシズム」について その1


 「〜ズム」と言うと、何か難解な思想のように聞こえますが、「ブラキシズム」−聞き慣れない言葉で申し訳ありませんが、ひとことでいうと、「歯ぎしり」や「歯のくいしばり」など悪い咬み癖を表した言葉です。
 「歯ぎしり」は、アゴを動かして(つまり歯を横に動かして)上と下の歯をすり合わせる行為ですね。
 「歯のくいしばり」は重いものを持ち上げたりする時、歯を強く咬みしめたりしますね。(歯は動かさない)
 しかし、ここで言う「ブラキシズム」は、不必要、無意識に歯を咬みあわせる場合を言います。
ネコに魚をとられて思わず歯ぎしり
 「ブラキシズム」の悪習癖を持っている人は意外に多く二人に一人はあるようです。夜中にひとり歯ぎしりしているのは「だれかさん」だけではないのです。
 ただ、ここでひとこと。
寝ている時の「歯ぎしり」は、実は音をたてていないことの方が多く、音をたてている人は何割もいないのです。即ち、「あなた」も静かに「歯ぎしり」や「歯がみ」をしている可能性があるのです。
 「音がしないのなら、誰にも迷惑かけないので構わないじゃないの」などと考えるのは大間違い!寝ている時の「くいしばる力」は、起きている時に精一杯咬みしめた時の何倍もの力が生じているのです。(あの硬いクルミの殻が咬み割れる程の怪力なのダ!) 「ザ・ブラキシズムブラザーズ」
君はどのタイプ?
ザ・ブラキシズムブラザーズ
 このような異常に強い力は当然、歯や歯ぐきや顎にダメージを与えます。「ブラキシズム」の程度は個人差や周期がありますが、少なくとも夜間しょっちゅう「カリカリ」「ギリギリ」など音が出ている場合は、かなりの破壊力が働いていると考えて良いでしょう。つまり、「歯の擦り減り」「ひび割れ」「顎関節症」その他「顎顔面痛」をひきおこすのです。
 なぜ「ブラキシズム」がおきるのか原因は不明ですが、「ストレス」が「ブラキシズム」を増強させるようです。
 また、自分が「ブラキシズム」かどうかは、夜中に器械で測定しない限り判定は難しいのですが、「いときり歯」=「犬歯」(正常では先が尖っている)の先がすり減っていたり、歯の根元が虫歯でないのにえぐれている時は(楔状欠損)、「ブラキシズム持ち」の可能性が高いと考えられます。
乱暴な歯ミガキでも
歯のえぐれ(楔状欠損)は生じます

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